自脱型コンバインの特徴とは?中古市場での価値と人気モデル

農機具解説

コンバインにはいくつかの種類がありますが、その中でも「自脱型コンバイン」は日本の水田農業に最も適した機種と広く利用されています。

自脱型とは稲や麦を刈り取ると同時に脱穀作業までを一体で行うタイプのコンバインで、作業効率の高さと機械の取り回しやすさが特長です。

特に小規模から中規模の農家にとっては、省力化と作業時間の短縮が可能になることから重宝されてきました。

自脱型コンバインは操作性に優れたモデルが多く、車体も比較的コンパクトであるため狭い田んぼやあぜ道でもスムーズに運用できるという利点があります。

故障しにくくメンテナンス性にも優れていることから、中古市場においても安定した人気を誇っています。

中古の価値は稼働時間の少なさ、整備履歴の有無そして使用されているエンジンやクローラーの状態によって大きく左右されます。

中でもヤンマーやクボタ、イセキといった国内大手メーカーのモデルは信頼性が高く中古でも高値で取引される傾向にあります。

自脱型コンバインの中古購入を検討する際は特に刈取部の摩耗具合や脱穀部の動作確認が重要で、実作業に耐えるかどうかを見極める必要があるのです。

関連記事

特集記事

TOP