田植機を選ぶうえで「条数」は非常に重要な指標のひとつであ
り4条植えや8条植えといった仕様の違いによって、作業効率だけでなく中古市場の評価にも大きな差が生じます。
田植機の条数とは一度に植えられる稲の列数を示しており、数字が大きくなるほど作業効率は向上します。
4条タイプはコンパクトで小回りが利くことから小規模な田んぼに最適であり、家庭農家や副業農業者などからの需要が根強く中古市場でも安定した需要があります。
一方で8条タイプの田植機は広い農地を一気比較でにカバーできる作業効率の高さが魅力で、大規模農家や法人農業経営者に人気があるのです。
中古と出回る数は少ないものの特定のニーズには高値で取引されることもあるため、状態が良ければ買取価格も高額になる可能性があります。
条数の比較において重要なのは単なる列数の違いだけでなく、それに伴う機体サイズや必要な操作技術メンテナンス性などの総合的な観点です。
地域性によっても需要に差があり、狭い田んぼが多い地域では小型条数の田植機が重宝される傾向にあります。