農機具売却後の確定申告のやり方!税務上のポイントを解説

農機具メーカー

農機具を売却した際には、その収入に応じた確定申告が必要になる場合があります。

特に事業と農業を営んでいる個人や法人にとっては売却益が発生した場合にどのように帳簿処理し、申告すべきかを正しく理解しておくことが重要です。

農機具は固定資産と扱われ、通常は減価償却を行いながら資産価値を徐々に費用化していきます。

売却時にはその帳簿上の価値(簿価)と実際の売却金額との差額が、売却損益と確定申告に反映されます。

たとえば減価償却後の簿価が20万円の農機具を30万円で売却した場合、10万円の売却益が発生し所得と計上されるのです。

反対に10万円で売却すれば10万円の売却損となり、事業所得から控除することが可能です。

申告にあたっては「減価償却費」「固定資産売却損益」「事業収入」などの勘定科目を正しく使い分ける必要があり、青色申告をしている場合には詳細な記帳が求められます。

売却額に関する証憑とは買取業者からの見積書や領収書を保管しておくことが推奨され、これらは税務調査時の裏付け資料とも有効です。

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