農業や建設の現場で欠かせない存在となっている運搬車は、使い勝手の良さと小回りの利く設計により多くの作業効率を支えています。
そのため中古市場でも運搬車の買取需要は根強く、特に人気のあるモデルは高額査定が期待できます。
現在買取市場で人気を集めているのは、クボタやヤンマーイセキといった国内主要メーカーのディーゼル式運搬車で特に積載量が500kg以上の中型モデルは多用途で需要が高くなっています。
なかでもクボタの「KCシリーズ」やヤンマーの「Cシリーズ」は耐久性や走破性に優れ整備性の高さも評価されており、過酷な環境でも安定して使用できる点が買い手からの支持を集めていると言えるでしょう。
ゴムクローラー式の運搬車は不整地の作業性能が高く、果樹園や山間部の作業にも適しているため買取価格が高騰しやすい傾向にあります。
反対に古い型式で部品の供給が難しいモデルや、エンジン始動が不安定なものは買取価格が大きく下がる可能性があるのです。
人気のある運搬車を高額で買取してもらうためには日頃のメンテナンス記録を整えておくことや、取扱説明書・整備記録がそろっていることが査定時にプラスに働きます。